島の食材:紅芋ペースト・パウダー
紅芋ペースト・パウダー
紅芋ペースト・パウダー
資源の特徴・機能性
・紅芋ペースト・・・>こちらの出荷が多い、紅芋タルトなど(こちらが売れている)
・紅芋パウダー・・・>色付きしやすい種類の芋(ブルボンのお菓子等使用されている)
芋の種類(アケムラサキ)
*パウダーの方が売れてないので、売れて欲しい
昔、久米島が色寮庵になった時より紅芋を栽培するようになったそうです。
*県内でも久米島の紅芋は特に出荷量が多いです。
久米島空港の周りに紅芋の栽培農家が多いです。(年間通して作っている)
現在の活用方法
芋・・・>皮をむく・・>蒸す・・・>ペースト、パウダーに加工する
皮をむくのは手剥きでやっています。
右の写真の、手前(透明ビニール袋に入っているのは、紅芋の皮)
この皮は飼料として使われる。
赤いネットに入っているのは、剥く前の紅芋
外の皮むき作業所の様子。(皮むきした後に掃除をしています)
新商品のアイデア・新たな用途
1.パウダーの売り込み営業
・クックパッド(日本最大のレシピサイト)との提携、商品提供
企業提携、クックパッド料理教室の先生に使ってもらい、紫芋のテーマでのレッスンを開催してもらうなど
・富澤商店(製菓、製パン、器具、材料を取り扱う業者)で取り扱ってもらう
レシピもサイトで公開してもらう
・パン教室、お菓子教室など(ABCクッキング、天然酵母パン教室ウル etc)
2.芋の種類(美ら恋)
*色,香り良い、糖度高くないので甘さ調整できる(甘くないから加工に向いている)
3.蒸し芋(紅芋)チルド、半製品(皮をむいて蒸し、冷凍したもの)の提案
*料理に使いたい人の為にあってもいいのではないか?今までパウダー、ペーストしかないが、本州(沖縄以外)では、東京、関西などでは紅芋自体が売って無く、珍しく貴重。
カフェrやレストランで、ポテトサラダや、蒸し芋などのメニューの食材にしたいが、余りで回っていない状況。
冷凍蒸し芋の売り先・・・>成城石井や高級スーパーに、都内ホテルなど。(輸送費あるので高くなり、安く売らず、価値を上げて売るようにしたい)
*冷凍すると冷凍しておく場所を取るが、加工してすぐ出荷するような流通経路を確保する。
車エビ、久米島赤鶏のような流通スタイルを段取りすれば在庫の冷凍費用もかからずに済むと思われる。
*この製品の営業をかけるまえに、島内のホテルのシェフに、実際にチルドの半製品の商品をつかってもらう。
メニューのレシピまとめ、アンケート必須、盛りつけ撮影会をする。
*使ってもらい、コスト、1パックの量、カットの仕方などを検討。
スイーツフーズでは島内60の紅芋農家と契約している。作る芋もチルド用で種類を依頼できるのでは?
考察
・現在、パウダーとペーストのみだが、料理用に蒸した芋を冷凍したチルド商品を提案する。大学芋や、ポテトサラダなど彩にもなるため、見栄えもします。
・冷凍用の保存にかかる費用は流通の段取りを取れば解決しそう。(在庫を持たないスタイル)
*いくらで販売するかが、ポイントで。売り先を以下に高級スーパーやホテルなどの
高く売れるところの取引先を見つけることが大切。
・パウダーの新規開拓は、企業だけではく、パン、お菓子教室の小規模で消費するようなところ(個人ではなく)へのルートも検討すると、穴場かもです。
久米島の紅芋が沖縄でもかなりメインで生産拠点だそうなので、その点をうまく
アピールしていく、農家を協力体制で新規の芋も作ってもらうなどはどうか?