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「島で唯一の採石業者。ぜひ「技術の引き継ぎ」をしたい」有限会社東開鉱業建設

久米島の西部で最大の繁華街「じんじんロード」を要する集落「仲泊(なかどまり)」。

 

その仲泊に事務所を構えているのが「東開鉱業建設」です。

 

かわいい猫ちゃんたちが何匹かお昼寝している温かい雰囲気の事務所で、代表取締役の屋比久 彰(やびくあきら)さんにお話を伺いました。

 

まず、「東開鉱業建設」は何をやっている会社なのでしょうか?

 

「現在、会社として行なっている事業は、「建設業」「土木・建築」「採石業」です。現在の社名になったのは1986年ですが、会社自体はもう60年以上続いています。」

 

30年以上ずっと続く企業の生存率は1%以下と言われている現代において、60年以上も事業を継続しているのは驚異的です。

 

「建設業」「土木・建築」「採石業」を営んでいらっしゃいますが、特に「この会社だから出来ること」というのはどんな点なのでしょうか?

 

「採石業は、うちの会社だから出来ることと言えますね。久米島で採石業を行なっているのはうちの会社だけなんです。会社の歴史を振り返ると、もともとは個人事業で採石業をするところからスタートしたんですよ。そこに、建設や土木・建築をやっていた会社もくっ付いて、今の形になりました。久米島で唯一の採石業者ですので、島内で「この会社だから出来ること」と言えると思います。」

 

現在は「総合建設業」を掲げていますが、特に採石業は久米島で最も貢献出来る分野とも言えるのですね。

 

では、屋比久さんが掲げている理念はどんなところにあるのでしょうか?

 

「社内全体ではなく、私の個人的な理念なのですけど、「同じ1日を過ごすなら、働きやすい環境づくり」をモットーにしています。同じ給料、同じ仕事内容であれば、出来るだけ働きやすく、楽しくできることを大切にしています。」

 

「働きやすい環境づくり」を大事にしている屋比久代表。

 

スタッフ一人一人の働きやすさに加えて、会社全体の付加価値の向上にも意欲的に取り組んでいるそうです。

 

最近、具体的に労働環境を変えていった取り組みはありますか?

 

「はい、雨の日の仕事の増強です。土木工事・建築工事という業務の性質上、公共工事に関わることが多いのですが、どうしても公共工事は時期が決まっており、年間を通してずっと仕事のスケジュールを入れることが難しい。そもそも、受注できないと動けないというものでもあります。だから、時期を問わず、また雨が降ろうとも屋内で出来る仕事を生み出すことに力を入れています。

 

もう少し具体的には、例えば農業や土壌改良の分野への取り組みです。久米島の鉱山で採石出来る「琉球石灰岩」はpH調整の作用があるので、土壌の中和剤としての用途があるんです。それは消費期限あったり腐るものでは無いので、365日いつでも製品化に取り組める。だから、作業場を作って、雨の日でもそこで製品開発が出来る体制を整えていっています。

 

公共工事を受けつつ、それ以外の新しい仕事もどんどん増やしていきたいです。

 

他には、道路の修理舗装に使う、アスファルトの骨材にも取り組んでいます。イーフ(久米島の東部の繁華街)の道路を見てもらうと分かる素材です。現在はそれを島の外から運んできているので、久米島の中で供給できないか考えています。直近で取り組んでいる内容はそこかな。」

 

これまでの流れを整えつつ、屋比久代表の果敢に新しいことに挑戦する姿勢からは溢れる熱意をヒシヒシと感じます。

 

では、求人に関しては、こだわりを持っている点は何かあるのでしょうか?

 

「私は、社員に関してはとにかく「安定雇用」を大切にしています。土木・建築業界では多い話ですが、年間で振り返ると弊社も雇用が安定しているとは言い切れない部分もあります。特に、久米島の場合は兼業で関わっている社員も少なくないので、その調整を大事にしています。サトウキビの製糖の時期は、どうしてもそちらに人手が必要だったりしますので。

 

島の中で採石業者としては弊社しかないので、ぜひ「技術の引き継ぎ」をしたいと考えています。20〜40代の人に積極的に来て欲しいですね。建設業も資格の世界になってきているので、できれば重機の免許を持っていてくれればありがたいです。伝統を守りながら、新しいことに一緒に取り組んでいける人を探しています。」

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インタビュー:中村サッシ