◆視察研修◆ 沖縄県内離島・他地域視察第2弾
◆視察研修◆ 沖縄県内離島・他地域視察第2弾
2018年6月25日(月)~30日(土)、島コン2名は、沖縄県内の離島(伊江島、伊是名島、座間味島)と北部地域(国頭村)へ視察研修に行ってまいりました。研修の目的は、県内他地域の特徴を見聞きすることで、あらためて「久米島の特徴」を明確にし、移住相談対応や“久米島暮らしPR”の一助とすることです。
【視察行程】
6/25(月) 国頭村 (島内視察※途中、大宜味村、東村、今帰仁村経由)
6/26(火) 伊江島 (伊江村役場訪問、島内視察)
6/27(水) 伊是名島 (伊是名村役場訪問、島内視察)
6/28(木) うるま市 (市内簡易視察)
6/30(金) 座間味島 (座間味村役場訪問、島内視察)
~県内離島・他地域視察研修を終えて 感想まとめ~
◆あらためて感じた「久米島」の特徴
海に囲まれ、豊かな自然の残る離島でありながら、那覇へのアクセスは空路30
分で1日7便、その上航路もあるという条件は、「暮らす島」として大きな特徴
であるとあらためて感じました。また、訪問各地で聞いた「住居がない!空き
家がない!」という問題は、現在の久米島においては、そこまで緊迫した状況
はなく、それはとても大きなポイントの一つであることを実感しました。
◆あらためて感じた「沖縄」の魅力
昨年実施した「島コン離島視察第1弾」につづき、今回の視察全体を通してあ
らためて「沖縄の良さ」を実感するに至りました。
この感覚は、移住相談などで対面する「沖縄移住へ憧れる人々」の根底の想い
や価値観、夢にどこか共感できる部分であるようにも感じられ、今後は移住相
談者に対しても、より「共有できる想い」をベースにしてのご相談対応を進め
ていけるように思いました。
◆「島ぐらし」再考
“島暮らし“とは、自然に囲まれた環境、都心に比べゆったりとした時間が流れ
る空間、などが挙げられるほか、”都心よりも、人との繋がり、地域との繋が
りが多く残る暮らし“というような認識でおりましたが、それらが得られる理
由として、自然環境以外の要素を深く考えたことがありませんでした。
しかし、そこには「人」があり、それは「沖縄の人、沖縄に住む人(島に住む
人)」があることを実感したように思います。今後はあらためて、「島ぐらし」
が「人」によって良きものとしてなりたつ理由や条件を再考することによって
より前進的な移住相談対応やPRが出来るのではないかと思うに至りました。
◆「住居」の課題、「仕事・雇用」の課題
訪問各所が移住定住促進において「住居不足」を何より大きな課題として抱え
ておられることを痛感し、久米島の現状況の有難さをあらてめて知る一方、今
この状況にある時こそ出来ること、取り組めること、始められることがあるよ
うに思いました。また、その中で島コンが「今」出来ることをあらためて考え
活動の時間を無駄なく過ごすようにしたいと思いました。
仕事・雇用についても、この度の訪問各所と比較すると、久米島には比較的多
くの求人があると感じられました。しかし、こちらも住居同様、今この状況に
あるからこそできることに取り組む必要があるのではないかと感じました。
◆「移住定住促進」活動の方向性
島コン離島視察第1弾、第2弾を実施して知り得たことの一つに、自治体によ
ってその状況や背景、未来の理想像は異なり、それによって「人口減少」への
取り組み方や抱える課題の詳細も異なるということがありました。その中で、
久米島はどうなのか?どこを目指すのか?(第2次総合計画)を、念頭におきな
がら、今現在の自らの活動内容を確認したり、実施したりしていくことをあら
ためて実行していきたいと思いました。
参考【人口データ】※H30,6 時点調べ
国頭村 4,805人 (面積194.80㎢ )
伊江島 4,578人 (面積22.77㎢)
伊是名島 1,433人 (面積5,44㎢)
座間味島 609人 (面積 6.71㎢)
※久米島 7,905人 (面積 63.21㎢ )