◆イベント◆ 「沖縄移住あれこれゆんたく会」/「ふるさと回帰フェア2017」
◆イベント◆ 「沖縄移住あれこれゆんたく会」/「ふるさと回帰フェア2017」
9月8日(金)に東京交通会館ふるさと回帰センター(有楽町)にて、
9日(土)は東京駅前 カンファレンスセンターにて、
沖縄県単独の移住相談イベント「沖縄移住あれこれゆんたく会」に
久米島町も出展してまいりました。
参加自治体は、【沖縄県、石垣市、竹富町、国頭村、渡名喜村、久米島町】でした。
また、翌10日(日)には、東京国際フォーラム(有楽町)にて、
全国47都道府県約350自治体が参加した
「ふるさと回帰フェア2017」へも出展してまいりました。
各イベントの来場者数は以下の通りです。
9/8(金) 全体 20組22名 / 久米島町 5組
9/9(土) 全体 28組36名 / 久米島町 7組
9/10(日) 全体 16,543名 / 沖縄県 27組49名 / 久米島町 19組42名
9/8 沖縄移住あれこれゆんたく会 9/10 ふるさと回帰フェア
「沖縄移住あれこれゆんたく会」
9/8,9に沖縄県単独移住イベントとして開催された「沖縄移住あれこれゆんたく会」では、前半部に初めての取り組みである、各地域居住者(今回は全員行政職員)によるパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは、各課題を取り上げ、地域ごとにそれに対する現状を発表するような形式で進行されました。中でも、「住まい」や「生活利便」というテーマにおいては、地域ごとに違う課題を抱えているように感じられ印象的でありました。また、各々の地域が持つ課題を聞いていると、その地域別の課題というのは、見方によっては、その地域の特徴(特色)と捉えられるようにも感じることができました。現在、全国各地が人口減少課題を抱え、移住者を誘致しようという動きが活発化する中で、その地域のあるがままの特色を生かすということは、とても大切なことであると感じているため、今後、課題を問題としてだけ捉えるのではなく、特色として捉えて生かしていけるように考察していきたいと思いました。
「ふるさと回帰フェア2017」
今回のイベントで、久米島町の相談ブースにおいて初めて取り組んだこととして、「共創移住」のメッセージ掲示と紹介、そして、「島内求人情報(紙版)」の配布が挙げられます。※「共創移住」とは、やりたいことのある移住希望者の方と、パートナーを探している島の人をつなぐサービスです。
「共創移住」のメッセージ発信に対しては、想定以上の反応があったように思われ、「移住を希望しているが、まだ移住先は決まっていない」方にとって、新しいかたちでの、移住希望地選択肢への追加のきっかけとなる可能性を感じました。
また、9月に島内配布のため作成した「Uターンキャンペーンチラシ(島内求人情報掲載チラシ)」を、ブースへいらしていただいた相談者へ配布すると、全国各地域の相談ブースを周ってきたイベント参加者の方から、「こういったものを貰ったのは初めてだ」といった感想をいただきました。
HPにおいて常に島内求人情報は発信しているのですが、こういった、数多くの地域が参加するイベントにおいては、まずは、その場で得られる情報の量やわかりやすさが、その後の興味へもつながるのかもしれないと、あらためて認識しました。今後の活動に生かしていきたいと考えます。
移住相談にて多い質問は?
移住相談にて多い質問には、今回特に新しい傾向はなかったように思います。
「住まい」
すぐに借りられる家はあるか?
家賃はどのくらいか?
古民家はやはり借りるのは難しいか? など
「仕事」
日々暮らしていけるくらいの収入を安定して得られる仕事はあるか?
どのくらいの収入があると、島の生活を営めるのか? など
「コミュニティ」
地元の人とのコミュニケーションはうまくやっていけるか?
どのようにしたら、地元のコミュニティーにうまく受け入れられるか?など
「子育て」
待機児童はいるか?
学童がない状態で、共働きはどのようにしているのか? など
~イベント出展参加感想~
年に数度参加する都心部での移住イベントですが、毎回、参加される移住希望者の方にとって必要な情報の準備や、より良い移住のきっかけを提案できるよう、常に工夫を怠らずに務めていきたいと感じました。また、移住する方同様、受け入れる人々(島)の想いなども常に感じ、言葉にして発信していきたいと思うため、そういった「島の想い」を常に得られるような活動にも取り組んでいきたいと考えます。岩崎