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[] 『水産の未来を支える』久米島漁協
久米島漁協は島の水産業を支えている組織。
一番の仕事は組合員、漁師さんのサポート。そのために、もずく加工所、水産加工施設の運営や漁に必要な器具の購買事業、保険事業、無線事業、セリ市の運営など、実に多種多様な業務をしています。
そんな久米島漁協を作ってきた一人ともいえる、宮里真次(みやざと・しんじ)さん。沖縄水産高等学校を卒業して以来ずっと、久米島漁協で勤務してきたそうです。
「来たときは本当に何もなかった。そこから思っていたことがどんどん実現していった。仕事だから嫌なこともあるけど楽しかったね。」
宮里さんが最初に行ったのがセリの開設。国頭漁協で行っていたのを見習い始めたそ……
[契約社員] 営業企画担当を募集しています!久米島印商店
久米島印商店は、2016年の7月に設立したばかりの新しい企業。久米島の玄関、久米島空港にある売店の運営の他、自社製品の制作・販売も行っています。
久米島印商店を立ち上げたのは、久米島出身の盛吉敏夫(もりよし・としお)さん。「久米島の特産品を伸ばしていくにあたって、販売の拠点が必要である」そんな想いから会社を立ち上げたそうです。
「久米島の良さがまだまだ伝わっていない。売店は製造者と観光客をつなぐ重要な場所なんです。」
元々は島内のホテルで働いていた盛吉さん。島の観光業に長らく携わってきたからこそ、観光客に島の魅力、商品の魅力を伝える重要性を実感しているそうです。
魅力を伝える上で、盛吉さんが大切にするのは『人の想い』。
「製造業者さんには商品への熱い想……
[] 『酒造りへのこだわり、終わらない挑戦』米島酒造
米島酒造は1948年に創業した久米島の酒蔵。家族4代に渡り、こだわりの泡盛を作り続けています。島内で8割方消費されてしまうため、実は島外に出回ることがほとんどない幻の泡盛。そんな米島酒造のお酒造りのこだわりを伺ってきました。
お酒造りは原料のお米を蒸すところから始まります。
「酒造りは蒸しで70%決まる」
そう教えてくれたのは、米島酒造の4代目、田場俊之(たば・としゆき)さん。
実は沖縄にある46の酒蔵所の90%以上が同じお米を使っているそうです。この後の工程で、各酒蔵所の味の違いが作り出されるのです。その日の気温、湿度、米の状態などにより、洗米の時間や蒸しの時間を微調整します。