\令和6年度 地域おこし協力隊インタビュー/「まなびやコーディネーター」
\令和6年度 地域おこし協力隊インタビュー/「まなびやコーディネーター」
- 久米島町 地域おこし協力隊:まなびやコーディネーター
スタッフプロフィール:立神綾乃(50代)
着任:2023年4月~
出身:神奈川県
移住前の住まい:長野県
前職:事務職(出版社)・ECCジュニア講師
現在:まなびやコーディネーター(久米島町立久米島西中学校)・字の副区長
応募のきっかけ:地域おこし協力隊の友人がいて興味を持ったから。また暖かいところに住みたかったから。
休日の過ごし方:海を見ながらボーっとする、アルバイト
スタッフプロフィール:安倍大路(20代)
着任:2024年4月~
出身:岩手県
移住前の住まい:静岡県
前職:公立中学校教諭(社会・体育)
現職:まなびやコーディネーター(久米島町立球美中学校)
応募のきっかけ:「地域と教育」というキーワードで仕事を探して協力隊を知って応募。(大学生の時にも応募し、今回再チャレンジで見事合格!)
休日の過ごし方:部活動の指導(野球)、野球の試合の帯同
Q まなびやコーディネーターの仕事って?
立神:一言で言うと中学生の放課後の居場所を作る仕事です。一緒に勉強したり、ゲームをして遊んだり、おしゃべりしたり、子供たちの様子を見ながら、その時々に必要なことをしてます。勉強は、宿題とかテスト勉強とか検定試験対策とか、いろいろ見てます。
安倍: 毎日10人ぐらいの生徒が「まなびや」に来てくれます。1日の流れは、授業のサポートに2時間ぐらい入って、あとは事務仕事とか、自分の勉強とか。休憩時間は一応45分って決まってるんだけど、実際は「まなびや」での活動の合間とかに自分で取る感じで、ゆっくり休むのは難しい時もありますね。
Q 一日のスケジュールは?どんなことをしているの?
立神・安倍:スケジュールは3パターンあります。
①[6時間授業日]10:30~18:15(休憩45分)
②[5時間授業日]9:30~17:15(休憩45分)
③[まなびやがない日(木曜日)]8:30~16:15(休憩45分)
立神:毎日2時間は授業のサポート。学校から「この時間にお願い」って言われるんじゃなくて、私たちから「次、入ってもいいですか?」って先生に聞いて、OKだったら教室に行く感じです。(テストの場合もあるので)
安倍: こっちの中学は、最初は担当教科が決まってたんだけど、今は色んな教科の授業に入ってます。家庭科の実習とか裁縫、ミシンの授業とか(笑)いつもと違う感じで楽しいですよ。先生たちとコミュニケーションとりながら、うまくやるのが大切ですね。
立神:技能教科はたまに主要5教科に入ることが多いですね。
安倍:授業に入っていない時間は事務作業や勉強の時間にあててます。まなびやコーディネーター同士や教育委員会とのミーティングもあります。
立神:そして「まなびや」のスタートは、パターン①の場合は放課後~18:00。②の場合は放課後から~17:00。「まなびや」が開いている時間はだいたい2時間です。
立神・安倍:あと給食は有料だけと食べれますよ!
Q 必要なスキルはありますか?
立神:中学生はもちろん、先生方や教育委員会の人たちとも関わるのでコミュニケーションをスムーズに図れるといいと思います。勉強面では苦手な科目があっても全然大丈夫。
安倍:そうですよね、一緒に勉強したり、先生方に教えてもらったり。自ら学ぶ気持ちがあれば全然できると思います!
Q まなびやコーディネーターのやりがいは?大変なこともありますか?
立神:子供たちが「わかった!」って顔する時とか、テストで良い点取れたって喜んで報告してくれる時とか、成長を近くで見れるのが一番のやりがいかな。特に、3年生が卒業していくのを見ると、すごく感慨深いものがありますね。
安倍:生徒の成長はもちろん、先生とは違う立場だからできるサポートがあること、生徒の何気ない話から悩みを聞いて相談に乗れることとか、この仕事の良さだなって思いますね。
立神:大変なことは、自分が数学が苦手だから教えるのに苦労する時があること。でもわからない時は、生徒と一緒に考えたり、先生に聞いたりしてやってます。
安倍:僕も苦手な教科があるから、難しい質問された時に困っちゃいますね。教科書見直したり、やっぱり先生方に聞いたりしてなんとか答えてます。
Q 久米島くらしの良いところ、住んで分かった困ったことは?
安倍:流れる時間がゆったりしていてちょうど良い。そして人が優しい。
立神:そうそう。あと海も緑も自然が豊かで景色がキレイ!そしていい具合に人が少ない(笑)
安倍:困ったいうか、仕方がないけどやっぱり物が高い。
立神:値段が高いのもあるけど、野菜特に葉物が少ないよね。あとはお風呂。アパートに浴槽がないとか使えない場合も多いし。だから有料だけどたまにホテルの大浴場に行ってる。
Q 応募者へのメッセージ
立神: 教育関係の仕事に就いたことがない人も、子供たちの成長を応援したい気持ちがあれば大丈夫。臨機応変に対応できて、島の暮らしを楽しめる人大歓迎です!
安倍:臨機応変!大事かも。そして先生と生徒、どっちにも近い存在だからできるサポートってあると思う。子供たちに新しい視点を伝えたい!って人、ぜひ「まなびや」で一緒に働きましょう。
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