◆イベント◆ 2016ふるさと回帰フェア
◆イベント◆ 2016ふるさと回帰フェア
10月22日(土)有楽町・東京国際フォーラムで開催された「2016ふるさと回帰フェア」へ出展してまいりました。全国都道府県約330の自治体・団体が参加する大規模移住フェアで、各地域の移住相談ブースの他、ふるさとの逸品が購入できる「ニッポン全国ふるさと市場」コーナーも併設。10時から17時までの開催時間で、会場全体の来場数は18,176人でした(昨年の来場数は16,215 人)!
とても大規模なフェアであり、沖縄県内だけでも、県・石垣市・竹富町・国頭村・東村・久米島の6ブースが出展(ちなみに、秋田県や岐阜県などは県内から各々16地域のブースが出展)していました。
フェア来場者の数からも、全国的な「移住」や「田舎暮らし」への興味を持つ人の多さをあらためて実感しました。
今回の久米島ブースでの相談者の中には、「久米島に行ったことがある」「島コンHPを既に参考に見ている」「前回の移住フェアでも久米島ブースで相談し、もう少し話を聞きたい」など、「久米島」を知っている方が多くいらした様に感じました。少しづつではありますが、「久米島暮らし」をアピール出来初めているような実感がありました。今後は、移住フェアへいらした方が、実際に久米島への移住体験を出来るようなツアーの開催を考えたり、また、久米島出身者にもフェアへ足を運んで、Uターンのきっかけにしていただけるような告知やPR活動もしていきたいと考えています。
★前夜祭シンポジウム★
今回の「2016ふるさと回帰フェア」前日の夜には、前夜祭記念シンポジウムが開かれ、そちらへも出席してまいりました。会場は東京国際フォーラム、シンポジウム内容は、基調講演として、宮口侗廸氏(早稲田大学総合化学学術員教授、文学博士、総務省過疎問題懇談会座長、富山県景観審議会会長)による講話「農山村の本質的価値と活性化に向けての移住者の役割」、そして、3人のパネリストによるパネルディスカッション「農山村の価値を高める地方創生に向けて~地域づくりの視点から地方移住を考える~」でした。
基調講演では、今、全国的に課題となっている「人口減少」について、その本質的課題について触れられました。「人口が減る」ことによる問題と同様、「各々地域が受け継がれなくなった」ことの問題、そのどちらをも考え、対策に取り組む・考える必要がある。また、「地域が受け継がれなくなった」視点から「人口増加:移住者」を見る場合には、その「数」以上に、その「人」がどんな人であるか、そしてどんな役割を地域で担えるのかを考える必要がある。
次に、3名のパネリスト(長野市在住(移住者)、鳥取県大山町在住(移住者)、沖縄県国頭村在住(移住者))によるパネルディスカッションでは、上記3名の方の「移住実体験」「地域づくりの活動」などが紹介されました。3名の方は各々、民宿運営、漁師、農業分野で起業しておられ、共通してみられたことは、「移住者ならではの、地域で担う役割」を実行しておられることだと感じました。
~前夜祭シンポジウム、2016ふるさと回帰フェアの参加レポートは別紙作成しております。ご興味のある方は、「移住・Uターン相談窓口@仲原家」にてお気軽にお声かけくださいませ~ 岩崎