◆ワークショップ◆ 移住定住推進アクションプラン策定に係る職員ワークショップ 第1回会議
◆ワークショップ◆ 移住定住推進アクションプラン策定に係る職員ワークショップ 第1回会議
9月7日(水)久米島町役場仲里庁舎にて『久米島町移住・定住推進アクションプラン策定に係る職員ワークショップ第1回会議』が行われました。
参加者は、合併後採用の役場<総務課・企画財政課・町民課・福祉課・商工観光課・環境保全課・建設課>と消防署の若手職員18名です。進行をオブザーバーとして「移住・定住推進アクションプラン策定委員会」より委員長他3名が出席しました。
初回会議のため、参加職員全員が自己紹介として、名前・所属部署・出身地の他に【島を離れた経験】【なぜ久米島へ戻ってきたか】【なぜ役場職員になったか】を各々紹介した後、4つのグループに分かれて以下2つのテーマについてワークショップを行いました。
【テーマ1】「久米島で暮らしていてよかったと思うこと」
【テーマ2】「20年後の久米島の姿」
テーマ1「久米島で暮らしていてよかったと思うこと」では、主に、食・人・地域、暮らし・自然環境というカテゴリーから意見が発表されました。20代・30代の若者がいいと思うことは、今後、さらなる増加を期待する若いUIターン者に対し情報発信していく上でも、大いなるヒントになると考えられます。
【食】野菜が沢山/島の食材大好き/100円そば最高!/おばぁのサーターアンダギーが食べられる。
【人】地域の人が優しい、困ると助けてくれる/世代を超えて仲が良い/家族が近くにいる
【地域・暮らし】治安が良く安心して暮らせる/楽/やりたいことに挑戦できる/楽天がくる
【自然環境】海・山・空・星がきれい/生き物と触れ合えることが多い/子どもと遊べる自然が多い
テーマ2「20年後の久米島の姿」では、個人が「自分と大切な人の20年後の生活がどうあって欲しいか」を考えました。
20年後も笑顔でいたい/超高齢者社会だが健康で元気な高齢者が多い/今よりもっと安心安全/地産地消ーお米作りの復活/伝統芸能が保存継承されている/新しい島人とよりよい島づくりが出来ている/離島にいても日本の中心である。
どうしたら「現在の大好きな久米島」であり続けることが出来、今何をしたら「思い描く将来の久米島」になることが出来るのか…仲間と話しあいながら真剣に考える会議となりました。
★おぼえがき★
「自己紹介」がとても印象的でした。各人3分程ではありましたが、その中で発せられる“久米島への想い”は、島にとって非常に大切なものであると感じます。今回の参加者は、久米島出身者が多数で、その多くが高校卒業後に進学のため一度島を出て、就職をきっかけにUターンしています。「やはり島が好き」「お世話になった“島”と“地域の人のため”に働きたかった」「今よりさらに良い島にしていける」といった“気持ち”が大変頼もしく感じられました。また、若手職員の今ある想いを丁寧に知り、そして「若者たちと役場と協力しながら、次世代、そのまた次世代のために出来ることをやっていこう」というオブザーバーの方々の想いがまた、何より頼もしく感じました。