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【島コンラボ・トピック】「毎年の社会減100人」ではない!?久米島町の最新の人口動態とは

こんにちは、島ぐらしコンシェルジュ石坂です。
久米島町の近年の人口動態を調べていて、
考えを改めなければいけないことを発見しました。

これまでは「出生≒死亡」「毎年の社会減100人」 

これまで、概ね久米島町の人口減少はこのように説明されていました。

「毎年の出生人数と死亡人数は同程度」
「毎年の社会減は100人程度」

私も配属当初、周囲の方々からこのように聞いていましたし、

この解釈は、久米島町HPに掲載されている、平成16年3月末から平成25年3月末の「10年間の人口動態(自然動態・社会動態)」 を見ても、ざっくりとした理解としては概ね正しそうに見えます。

ここ5年の人口動態 

ですが、上記の人口動態は、H25(2013)年3月末時点までのデータです。
そこで、近年のデータを総務省HPで調べてみました。

各年度の転出者数総計-転入者数総計を社会増減数(久米島の場合は社会減なので社会減数)
死亡者数-出生者数を自然増減数(久米島の場合は自然減なので自然減数)とし
グラフ化したものが以下の図です。

総務省HP:総務省|住民基本台帳等|住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数より作表

この5カ年で、平均値をとると、
平均毎年35.0人の自然減(標準偏差12.9人)、
毎年75.8人程度の社会減(標準偏差26.9人)
となります。

※標準偏差とはデータのばらつきの度合いです。標本標準偏差で計算しています。
【関連】【数式なしで見てわかる】標準偏差がどうしてもわからない人へ【卒論・修論執筆者向け】 – 草薙の研究ログ

年によっての変動があるため経過観察が必要 

また、先のグラフでトレンドラインを引くと、自然減人数は横ばい、社会減人数は減少しているように見えます。社会減人数が減っているということは、転出者数と転入者数の差が減っている、ということです。

しかし、社会減の傾向に歯止めがかかりつつある、と理解するのは尚早かもしれません。
この5カ年の増減を見ても、前述の久米島町役場HP:10年間の人口動態(自然動態・社会動態)を見ても、人口増減、特に社会増減にはかなりムラがあることがわかります。

引き続き経過観察をしていければと思いますが、
今回は自然減が我々の想像よりも大きな値となっていることには
一層の注意をしなければならないでしょう。