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◆セミナー◆ 第3回「地域の世話役養成塾(既卒者向け講座)」

1121(沖縄県名護市産業支援センターで開かれた『第3回 地域の世話役養成塾(既卒者向け講座)』へ出席してまいりました。

地域の世話役養成塾(既卒者向け講座)とは、昨年度に県の主催にて行われた「地域の世話役養成塾」第1回~第4回へ参加した者を対象とした講座であり、昨年が、新しい知識をインプットしていくことを主目的とした研修であったのに対し、今年度は「今後実際に地域の中で活動する中で出てくる“課題”に対してどのように対処していくのか」を、現在自らの住む地域で行われている活動等を振り返りながら、具体的に考察していく機会となることが目的とされています。

第3回地域の世話役養成塾(既卒者向け講座)概要

◆富山県朝日町笹川集落視察(9/6~8)振り返り意見交換


※笹川では住民を中心とした移住定住促進の取り組みが行われており、今年9月、実際に笹川を訪れ、行政担当者、住民代表にお話しを伺い、移住体験施設などを見学させていただく視察に行ってまいりました。


・参加者各自の参加レポートの確認
・視察を終えて、あらためて“自地域で今出来ていること”と“足りないこと”を考える(地域全体と個人の両立場から)
・現在、自地域で活動する上で不足していると感じるサポートとは何かを考える(地域全体と個人の両立場から)

第3回地域の世話役養成塾(既卒者向け講座)参加レポート

第三回地域の世話役養成塾(既卒者向け)は、9月に行われた、富山県朝日町笹川集落視察研修を振り返っての意見交換でした。視察振り返り意見交換は、視察参加者各々が提出した視察後レポートを読んだ後に行われました。

 

参加者のレポートを読むと、笹川で見聞きした内容の中でも、各地域によって注目すべき点や参考になるポイントが異なることがわかり、あらためて、自地域の現状を正確に把握することが、移住定住促進を含む、まちづくりや住民活動を行ううえでは必須であると思いました。しかし、参加者が最も強く感じた学びのポイントは、共通したものにあることもわかりました。


ある地域の参加者のレポートには、「何より、笹川で移住定住促進が進んだのは、情熱を持った人材がいたから…」とあり、また、ある地域の参加者のレポートには、「同じ思いを持つ人を集めて、移住・定住につながる行動をしていこうと…」とありました。皆、笹川の研修を終えて、もっとも心に残ったことは、その活動を切り開く行動をした「人」であったようです。

 

その後、“現在、自地域で出来ていること”と“足りないこと”について考え、意見交換を行いました。久米島では現在、移住定住推進の活動の一つとして「ドリー部チャレンジ」が始まっています。それは、あらためてとても大きな流れであると実感しました。地域によっては、「そういった活動を始めるための話し合いを持つことが現在の目標」という地域もあり、それを聞くと、久米島では、総合計画策定から、移住定住推進アクションプラン策定の流れにおいて、住民部会が行われ話し合いが重ねられてきました。そしてその結果、今年の4月には「ドリー部チャレンジ」が発足し活動開始という流れを歩んでおり、一歩ずつでありながら、前に進む(アクションを起こす)ことができていることはとても良い状況であると思いました。

 

次に、「笹川を見た上で、現在自地域に足りないと思うことは何か」という議題を考えたとき、県内他地域では、“全体での話し合い”や、“移住者へ提供できる住まい”などがあがっていましたが、久米島には仕事も家もあり(県内他地域では、仕事がない、家がないという課題を抱える土地も多い)、現在では、住民を中心として、行政職員や議員が住民とつながりつつ、町づくり、移住定住について考えていこうという動き(ドリー部チャレンジなど)もあり、他地域に比べて「足りないもの」がすぐには浮かびませんでした。
ただ、もっと多くの住民一人ひとりが、自分たちの住む島の未来について(移住定住推進含む)考えてみるきっかけが、その一つと言えるかもしれないと思いました。しかしながら、あらためて今一度、久米島の移住定住推進の活動において“不足しているものは何か”その事柄と優先順位について考えてみるべきかもしれないと省みました。

 

その後、各地域が「不足している」と考えたものに対し、必要なサポート、あったら良いと思うサポートは何か?という議題で意見交換がなされました。地域の世話役養成塾は、沖縄県の主催で行われており、県としても、県内各地域で、移住定住推進活動を行ううえで、現在何が不足しているのか、必要なサポートとはどんなものかを把握したいという想いがあるように感じられました。その議題においては、移住検討者に向けたサポート(引っ越し費用負担などの金銭面補助など)という意見や、起業したい人への融資プログラム(銀行ローンなど)を作ってしてほしいという、仕組みの構築サポートという意見もありました。各地域によって課題も異なることから、必要とするサポートも異なりますが、どの地域でも移住定住に役立つ仕組み(起業融資プログラム:銀行ローンなど)があると、それは移住定住促進において、有効的なサポートの一つであると思いました。

 

~最後に~

笹川視察研修はもとより、今回の「視察振り返り意見交換」の場においても、自地域以外の課題や取組、想いを知るきっかけは大変良い学びの場となりました。少しずつではありますが、こういった場で得た気づきや知識、情報を、久米島での移住定住推進の活動に生かしていければと思います。岩崎