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「地域の新たな未来を拓きます」株式会社たいよう

沖縄の離島ながらも、診療所だけでなく公立病院も揃っている久米島。

 

数ある離島の中では比較的恵まれた医療環境にあると言える久米島において、唯一の「調剤薬局」の役割を担っているのが「たいよう薬局」です。

 

「株式会社たいよう」としては、調剤薬局の「たいよう薬局 本店」と「たいよう薬局 東店」に加えて、薬局として「山城薬品 比嘉店」「山城薬品 太田店」があります。

 

沖縄の離島ならではの「海の見える薬局」について、代表の山城晶(やましろあき)さんにお話を伺いました。

 

「たいよう薬局としては、2000年にオープンしています。それ以前より、1968年に親が薬局を始めており、それが今の「たいよう薬局」の原型です。私は大学卒業後からアメリカに行って、向こうで薬剤師をしていました。そこから、2008年に日本に戻ってきて「たいよう薬局」の代表を引き継いだので、私は2代目なんです。」 

 

2代目の経営者として奮闘されている山城代表。

 

島の中全体で見たとき、「たいよう薬局」の立ち位置はどういったところにあるのでしょうか?

 

「久米島で、病院からもらう処方箋からお薬を作る「調剤薬局」としては、うちだけなんです。薬局という仕事柄、他業種に比べて特に変わった取り組みはなかなか出来ないのですが、島で唯一の「一人一人に合ったお薬を出せるところ」として誇りを持って日々取り組んでいます。普段の仕事中は薬局内でほぼ完結してしまうので、なかなか地域との絡みが持てないのが悩みのタネではあります。」

 

では、ずばり「たいよう薬局」の特徴というとどんな点にあるのでしょうか?

 

「そうですね、とにかく患者さんが優しいです。他力本願ですが(笑)。私は日本で島の外の薬局に勤めたこともあるのですが、例えば来客のピーク時にはイライラして声を荒げる患者さんも少なくないんです。でも、「たいよう薬局」の場合、そういったことはほぼ無し。いわゆるクレーマーみたいなケースなんて、あったら珍しいくらいなんです。こちらが忙しい時など、患者さんが「大丈夫〜?お昼ごはん食べた〜?」って、逆に私たちを心配してくださるくらいなんです。長い時間お待たせしてしまう場合でも、患者さん同士でゆんたく(=雑談)して和気あいあいと待ってくださったりして。久米島の皆さんの穏やかな気質に支えられているのが特徴かもしれません。」

 

まさに地元に愛される会社と言える「たいよう薬局」。

 

これから取り組んでいきたいことは何かありますか?

 

「実は、ちょうど今日(2018年3月1日)から、処方箋のIT化を実験的にスタートしたんです。大まかに言えば、病院にあるタッチパネルで弊社の「本店」か「東店」をタッチすると処方箋のデータが送られきて、その瞬間から薬剤師はお薬の調合がスタートでき、患者さんの来局の前にお渡しできる体制が整えられるというシステムです。これを広げていって、例えば島のそれぞれの集落の公民館に設置したパソコンで薬剤師とやり取り出来る仕組み等が出来ると、なかなか病院・薬局に足を運べない地域のおばあちゃん・おじいちゃんのお役に立てるかもしれないですね。」

 

IT化の他には、島内の他業種・他団体さんとの連携も強化していきたいという想いも持っていらっしゃるそうです。

 

では、求人の面では、「たいよう薬局」が求める人材像はどういったものでしょうか?

 

「やはり有資格者のみが対象となる業務なので、求人はずっと苦労しています。正直、都会の薬局を経験してきた人にとっては、うちの薬局のやり方は「ゆるい」と感じてしまうかもしれせん。たしかに最先端の設備・情報といった面では分が悪いですが、逆に沖縄の離島でしか出来ない医療経験も多くあります。だから「あれが無い」「ここが足りない」と言ってばかりではなく、チームとして一緒に考えていける人が向いていると思います。

 

「島と遊べる人」という点も大事ですね。沖縄の青い海に囲まれているので、ダイビング好きなスタッフも多いですよ。

 

あとは、島から医療従事者が育ってほしいという思いもありますね。現在は久米島出身の薬剤師はたいよう薬局では、私だけなので、地元出身の人も入ってくれると嬉しいです。」

 

働きやすさ・求められる人物像については、スタッフの本田さんにも聞いてみました。

 

「ここでは、他の地域に比べて「薬剤師の価値が高い」と感じます。薬局では患者さんとはお薬の受け渡しをするだけのお付き合いでおわることが多いのですが、ここでは「病院のお医者さんはこう言っていたんですが、薬剤師さんとしてはどうですか?」と信頼をもって相談していただけることも多々あります。患者さんの来局が集中すると2〜3時間ほどお待たせしてしまうこともあるのですが、皆さん笑顔で対応していただいて・・・本当に地域の皆さんに逆に助けてもらっている安心感がある職場です。

 

職場内の風通しもよく、提案した内容は親身になって聞いてもらえるような環境です。例えば、患者さんと直接顔を合わせるため、休日に老人ホームに訪問に行きたいといったアイデアも実現させてもらいました。チャレンジ精神豊富な人にはピッタリだと思いますよ。」

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インタビュー:中村サッシ